対象者がいつもどおり会社から出てくる。
先週の調査と同じタイミングだ。
対象者が車に乗り込み移動を開始する。
また、中洲方面へと行くかな~と思いつつ
尾行を開始する。
しかし、対象者は全く別の方向へと向かう。
「これは絶対に何かある!」
そんな思いで国道3号線を東区方面へと
車を走らせる対象者を尾行する。
対象者は東区の大型ショッピングモールに
車を停めた。移動して15分位の場所である。
なんで、1人でショッピングモールに・・・・
そう思い、対象者が車から降りるのを待つも
降りない。
はは~ん。
探偵は思った。
これは、女がここにいて迎えに来たパターンだな。
そう思い、ビデオカメラを対象者に向けて録画ボタン
を押し、待ち構えていると。
きたきた~。
(こんな気持ちで撮影するんですよ探偵は)
女が対象者の車に乗った。
車を移動させる対象者は博多区方面へと
戻っていきます。
移動させる事30分、女とパスタの店に入るの
を確認した。
ここから大事なことは対象者が女にどれだけ
入れ込んでいるのかなど2人の関係性を
探る努力をする。
レストランの食事風景をみたり会計時の払い方
など見て感じることで2人の関係性や親密度
が伝わるからです。
食事を済ませ、2人が店から出て来た。
食事時間は1時間使っていない。
ここでの探偵の心理は・・・
ラブホテルいくだろうである。
尾行していくと福岡市中央区の
ホテル街へと車が走っていく。
こうなるとお手の物である。
だいたい行くホテルが決まっていたりする。
しかし、ここで考えるのはすぐホテルに入れるわけではない。
とういう事である。
ラブホテルが満室で部屋の空いているラブホテルを
ぐるぐる探す傾向がある。
そうなるとやりにくい。
この事を考えて撮影と尾行に細心の注意を探偵はする。
対象者の車はホテルに入るのを確認した。
すかさず、車を路上に停車してホテルの駐車場内が
見える位置をさがしてビデオを撮る。
外からみたらこの人なにやってるんだろう・・・
って思われるかもしれないが、
そこは関係なく撮る。
それがプロの探偵である。
そうこうしていると
対象者と女がホテルに入るのを撮影ができ
依頼者に報告をする。
依頼者は必ずどんな人かを聞いてくる。
なので写真を撮ってメールする。
探偵では日常の出来ごとの一つである。
続く